DELL Dimension 4700C をパワーアップする

DELL Dimension 4700C をパワーアップする

と言うワケでこんばんわ、HYPER98 であります。
これまでにコミケットで SV補完委員会として寄稿してきた同人誌 (SV Magazine) をお持ちの方はおわかりかと思いますが、私はハイエンドサーバをこよなく愛する傍ら、省スペース PC や液晶一体型 PC に象徴される、”拡張性の少ない PC をパワーアップすること” に情熱を燃やしておりまして、この Dimension4700C も結構好きな機種だったりします。

現在の仕様は下記の通りです。

CPU:Pentium4 550 (3.40GHz)
メモリ:1GB (512MB×2,DDR2-533)
固定ディスク:intel X25-M 80GB SSD
光学ドライブ:松下 UJ-120B

現在のデバイスマネージャとベンチマーク結果を掲載します。

・メモリの増量
intel 915G チップセットは PC2-4300 (DDR2-533) までの速度と 8GB までのメモリ容量をサポートしているのですが、メモリチップ自体は 256Mbit/512Mbit、1Gbit DRAM までのサポートとなっているので、原理的には 1枚で 4GB の容量のメモリは使えない(スタックしたりして両面で32チップ実装すれば別でしょうが) ということになります。Dimension 4700C はメモリスロットが2本しかないので必然的に最大 4GB・・・と思いきや、カタログには PC2-3200、最大 2GB とあります。ううむ。

intel 915G/915GV/915GL/915P/915PL/910GL Express Chipset Datasheet

クリックして30146705.pdfにアクセス

で、とりあえず 512MB しか搭載されていなかったので、もっとメモリを増強しようとしたのですが、Transcend の 512MB×2本しか見つからなかったので、とりあえずこれで 1GB としました。

・SSD 化
私の Dimension 4700C に標準搭載されていた HDD は WesternDigital の WD1600JS でした。速度は下のとおりです。

ベンチマーク結果をご覧いただいたとおり、あきらかに最近のマシンに比べて HDD の速度が遅いことがわかります。もっとも、この Dimension 4700C は実験用ということもあって殆どソフトが入っていないので元々レスポンス自体は良いのですが、折角なので SSD に換装しました。新品を買うのもちょっとアレだったので、たまたま予備として転がっていた intel X25-M の 80GB を使用しました。
ディスクのクローン作成にあたっては Acronis True Image 2010 を使用しました。

後で気づいたのですがパーティション開始オフセットが 1048576 からずれたりするのですがそれでも十二分に速いし修正するのも面倒なので放置しています(汗)

・ギガビット LAN カードの追加
内蔵の固定ディスクを SSD にしたので、あまり大きなデータ量をローカルに保存できないことから、ファイルサーバと接続して運用することになるだろうと思い、ロープロファイル対応のカードを用意して実装しました。

すると・・・POST の時点で割り込みの処理が上手く行っていないらしくて転けて先に進めなかったり(VIA VT6130)、何かキーを押さないと先に進めなかったり (MARVEL 88E8053) して、およそ正常動作とは言い難い状態でした。

私が所有している Dimension 4700C の BIOS は A02 ですが、これを最終版の A07 にアップデートしたところ、POST の段階で “Alert! Incompatible Processor detected System halted” というメッセージが出てハングアップしました。当然 OS の起動までたどり着けませんので BIOS を古いバージョンに書き戻すこともできません。
仕方がないので手元に転がっていた Celeron D 331 (2.66GHz,SL7TV) に換装したら起動したので BIOS を A03 に書き換えました。その後、これまでの苦労がウソのように平和に動作しています。
参考までに、共有先の Express5800/GT110b と オンボードの BCM4401 とのベンチマーク結果を掲載します。
まずは GT110b のローカルディスクの転送速度から。キャッシュメモリ 512MBの MegaRAID SAS 8880EM2 です。

次に、Dimension 4700C オンボード LAN と GT110b 間の転送速度です。まぁこんなものでしょう。

そして、紆余曲折の末に使えるようになった玄人志向の GbE-PCIe3 (VIA VT630チップ) と GT110b 間の転送速度です。Read速度が何か腑に落ちないのですが、とりあえず初期設定のままだとこのような感じです。

なんかもう十分に速いのですが、CPU の発熱量が結構あってファンの音がかなりうるさくなるので、TDP65W の Pentium4 631 あたりが動かないのかなと画策しています。D0 ステッピングなら EIST にも対応しますし、いいんじゃないかなと思っていたら動作報告がないみたいなのでどうしたものかと。
あとは電源ユニットの冷却能力がプアなのでこちらも触れないくらい熱くなっていて何とかしないとマズいですね・・・

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